村上うさぎのほほほのほ!


詩集を出すのをきっかけにブログを始めてみました!
by super-usagi
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村上うさぎは2011年7月に第一詩集を出版しました!
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<   2012年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

「ニ〇一二年の仮歩道から」下前幸一詩集より

八尾南

夏の日
空港道を歩いた
人気のない舗装道と
風騒ぐ草むら
長くエンジン音を引きながら
セスナが飛び立った
だだっ広い場所に私はいた
だだっ広い何かと
接触する場所
七月八日の朝刊と
茶のペットボトル
パタパタとせわしない響きを残して
ヘリコプターが舞い上がる
ゆるやかに上昇する斜線が
薄い雲を突き抜けていく
あとには白い雑音と
日に焼けたアスファルト

空が湧いている
微かな渦巻きが近づいてくる
遠い記憶を突き抜けて
私の始祖鳥が滑空する
絶滅危惧種の逃走線が延びている
黄色い吹流しの二酸化炭素
懐かしき手書きのプテラノドン
枯れ井戸の視界に
車椅子の犬がいざっている
白昼の沈黙に
私は理由を落としてしまった

通信塔の原っぱに
もんしろちょうが舞っている
露出する沖積世
水鳥の沼に
私の確信がふと止まる
南天航空遊覧飛行
忘れていた私の四歳が
青空のポケットに覗いていた

接するものすべて
空メール


前にご紹介した下前幸一さんの詩です。
私の拙い感想より、なぜ詩をアップしなかったのかと!!
by super-usagi | 2012-11-27 22:33 | | Comments(0)

折りたたみ定規

b0220397_1741437.jpg

定規を買いに行き驚いた!折りたたみ定規である。いろんなキャラクターのが売られているからには、もう定番化しているらしい。知らなかった〜〜〜!!文具も進化している。
by super-usagi | 2012-11-26 17:41 | 日常 | Comments(0)

山尾三省詩集「びろう葉帽子の下で」より

火を焚きなさい

山に夕闇がせまる
子供達よ
ほら もう夜が背中まできている
火を焚きなさい
お前たちの心残りの遊びをやめて
大昔の心にかえり
火を焚きなさい
風呂場には十分な薪が容易してある
よく乾いたもの 少しは湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に火を焚きなさい

少しくらい煙たくったって仕方ない
がまんして しっかり火を燃やしなさい
やがて調子が出てくると
ほら お前達の今の心のようなオレンジ色の炎が
いっしんに燃えたつだろう
そうしたら じっとその火を見詰めなさい
いつのまにかーーー
背後から 夜がお前をすっぽりつつんでいる
夜がすっぽりとお前をつつんだ時こそ
不思議の時
火が 永遠の物語を始める時なのだ

それは
眠る前に母さんが読んでくれた本の中の物語じゃなく
父さんの自慢話のようじゃなく
テレビでみれるものでもない
お前達自身が お前達自身の裸の眼と耳と心で聴く
お前達自身の 不思議の物語なのだよ
注意深く ていねいに
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つように
けれどもあまりぼうぼう燃えないように
静かな気持ちで 火を焚きなさい

人間は火を焚く動物だった
だから 
火を焚くことができれば それでもう人間なんだ
火を焚きなさい
人間の原初の火を焚きなさい
やがてお前達が大きくなって 虚栄の市へと出かけて行き
必要なものと 必要でないものの見分けがつかなくなり
自分の価値を見失ってしまった時
きっとお前達は 思い出すだろう
すっぽりと夜につつまれて
オレンジ色の神秘の炎を見詰めた日々のことを

山に夕闇がせまる
子供達よ
もう夜が背中まできている
この日は充分に遊んだ
遊びを止めて お前達の火にとりかかりなさい
小屋には薪が充分に用意してある
火を焚きなさい
良く乾いたもの 少し湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
良く選んで 上手に組み立て
火を焚きなさい
火がいっしんに燃えたつようになったら
そのオレンジ色の炎の奥の
金色の神殿から聴こえる
お前達自身の 昔と今と未来の不思議の物語に耳を傾けなさい


三省は日本のヒッピー、部族のまた中心的な人でした。一度だけお目にかかった印象はとても謙虚な方でした。今この詩集を読んでいます。
by super-usagi | 2012-11-23 20:39 | | Comments(0)

韓国映画「青い塩」

「グエムル」を見直した後、レンタルショップでみつけたのがこの「青い塩」。グエムルで主演だったソン・ガンホが出ていたので借りてみた。今度は引退をした元やくざを演じている。プサンに戻り、店を開くために料理教室に通うドゥホンは、級友の若い女セビンと仲良くなるが、彼女はドゥホンの殺しを命じられたスナイパーだった。

ソン・ガンホという人は不思議な魅力をもっている、つぶやくよううなセリフ回しが秀逸だなと思う。セビン役のシン・セギョンが幼くもハードなメイクに皮ジャンで、きれいだった。あんなメイク(要するに目の下にアイライナーを入れる)が似合う東洋系美人に私は弱い。ていうか、あのメイクに弱いのかな?

お話はプサンの広々と広がる塩田でクライマックスがやってくる。とてもきれいな青い、何もない風景だ。その後はあれま!!でちょいと気抜けしましたが。おじさんも捨てたもんじゃないというところが味噌ですかね?

青い塩 [DVD]

Happinet(SB)(D)

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by super-usagi | 2012-11-12 22:54 | 映画 | Comments(0)

韓国映画「グエムル-漢江の怪物」

撮り置いていた「グエムル」を再度見直した。やはりおもしろかった。娘を怪物にさらわれた一家が、一段となって、娘の救出に挑んでいく姿を描き、怪獣映画を超える家族の愛と、社会をも風刺した深い作品だ。のっけから物語にひきこまれてしまう。日本ではあまりヒットしなかったのが不思議だ。大好きな女優ぺ・ドウナが娘の叔母でアーチェリーの名手になっていてかっこいい。是非見ていただきたい映画だ

グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション [DVD]

ハピネット・ピクチャーズ

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by super-usagi | 2012-11-01 19:42 | 映画 | Comments(0)